強さ

体臭が強い原因 〜 臭いには個人差がある

体臭への悩みは全ての人が持っているというわけでは有りません。
体臭が強すぎて1日に何回もお風呂に入らなければならない人もいれば、体臭が薄く数日間入浴してなくても誰も文句を言わないという人もいるのです。

どのような原因によって体臭の個人差が生まれるのでしょうか?

体臭の強さにはアポクリン腺の影響が

体臭の大部分は汗の臭いによって構成されているものですが、汗の臭いを左右する器官が「アポクリン腺」です。
アポクリン腺はエクリン腺と合わせて「汗腺」と呼ばれ、汗を分泌する役割を持っています。

エクリン腺が体温調節の為の発汗を受け持ち、アポクリン腺は汗の臭いに関わる物質を分泌する役割を持っています。
アポクリン腺によって発生する臭いは他者に働きかけるフェロモンとしての役目を持っていますが、ワキガなどの強い体臭の元ともなる性質があります。

日本人は基本的にアポクリン腺の働きが弱く、アポクリン腺の働きが強いワキガの人が逆に目立ちやすい環境を形成しているものといえます。

体臭の性質は遺伝する

「体臭」と一口に言っても、臭いの質は幾通りにも分類できるほどに違いがあるものです。

体臭を決定する臭いの性質は、親からの遺伝によるところが大きいものといえます。
例えばワキガなどに関係するアポクリン腺の発達具合も遺伝によって左右されることが分かっています。

体臭の遺伝に関連するのは、「白血球の血液型」と言われるHLA(ヒト白血球型抗原)であるとされています。
HLAを決定する遺伝子は12種類あり、HLA遺伝子の組み合わせによって体臭の質が左右されているというのが現在の定説となっているのです。

体臭が人の好き嫌いを左右する?

体臭は強すぎれば周囲に不快感を与えるものになりますが、「臭いの質の違いが恋愛に関連する」という研究結果があります。

この研究は「女性被験者が好ましいと感じる体臭の持ち主は、女性被験者の父親が持つHLA遺伝子に非常に近似している」というものです。
逆に母親と似たHLA遺伝子の持ち主に対しては好き嫌いを感じにくいという結果も現れています。

つまり、「女性は、幼い頃から慣れ親しんだ家族の臭いを持つ異性を好きになる」と考えることが出来ます。

臭いの強さは生活習慣に左右される

体臭の強さは個人差があるものの、毎日の入浴や洗濯によって抑制することが出来ます。
逆に、何日も風呂に入らない・洗濯物を洗いざらしのままにする・臭いの強いものを好んで食べる・喫煙習慣がある…などといった乱れた生活習慣を持っている人は遺伝とは関係なく強い体臭を放つようになってしまいます。

生活習慣の乱れは個人ごとの性格を原因としている所が大きい為、本人が一念発起して生活改善のモチベーションを長期間維持できなければ簡単には直せないということが悩みどころです。

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